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形態矯正学・花山先生の理論をご紹介

室内から防腐剤やホルムアルデヒドを除去する

人類の歴史は、食べることと安全に暮らすことに多大な労力と年月を費やしてきたといえます。

近代以前は、自然界とバランスを保つことで、人間はその存在の維持を許されてきました。

しかし、人間はいつのまにか、自然界の産み出す物以外の物質を作り出すことが、自然に打ち勝ち、より安全で豊かな生活を手に入れる方法だと思い込んでしまったようです。

その結果、食べものや住む場所のために病気になってしまうという、安全に暮らせる豊かさとはかけ離れた現象が起きています。

いわゆる現代病といわれる病気のほとんどは、人類が追い求めてきた豊かさの代償となって現れたといえます。

さらに、その現代病の治療のために、また新たな化学物質を作り出すという、化学物質の連鎖からは逃れられない状況に陥っています。  ここ数年、シックハウス症候群という病気が問題になっています。

新築の家や内装工事が終わったばかりの部屋に入ると、なんとも言えないイヤな臭いがしますが、その臭いは、ホルムアルデヒドなどの有害な化学物質 を使った建材、接着剤、殺虫剤が空中に揮発したものなのです。

その化学物質をを吸引することによって発症するのが、シックハウス症候群と呼ばれるやっかいな疾患です。

症状としては、目がチカチカする、咳、めまい、不眠、うつ、下痢、動悸、鼻血、頭痛、アレルギーなどが挙げられます。

そして、これらの化学物質には、発ガン性も指摘されているのです。この問題の最大の原因は、湿度の高い日本の気候に合わない気密性の高い住宅が増えたためだと思われます。

室内の気密性が高くなると、当然カビやダニが増えます。 それを防ぐために、防カビや防ダニ用の化学物質を含む壁紙や畳を使うようになったのです。

しかし、その気密性の高い室内に揮発した有害な化学物質が充満した状態で暮らす人間に、その影響がないはずはなかったのです。 シックハウス症候群や、化学物質過敏症は、ある一定以上の量の化学物質が体内に蓄積してから発症するようです。

在宅時間が長い主婦に始まって、幼児などが犠牲になっていきました。患者となった方々の国への働きかけの結果、やっと平成15年には、建築基準法が改正されて、ホルムアルデヒドやクロルピリホスを発散する建材の使用の一部には規制がかかるようになりました。

けれども、結局いつでも相当数の被害が出てからでないと規制されないという状況は、食品、医薬品にも通じる悲しい現実です。

シックハウスの被害から逃れるためには、防虫効果の新建材などを一切使っていない、隙間風が吹くような古い家に引っ越すしかないのですが、現実にはそうもいかないでしょう。

今できることは、有害な化学物質を含まない建材や塗料を選ぶこと、部屋の風通しを常に良くすること、汗をたくさんかいて体から化学物質を少しでも排泄してしまうことしかありません。

現代の問題の多くは、個人では根本的な解決にいたらないことが多く、今ある問題を少しずつ改善するしか対処の方法がないようです。

とはいえ、ダイオキシン、窒素酸化物、放射能、フロン、電磁波、農薬、医薬品などの様々な問題を改善するのは、専門家だけの仕事ではありません。

便利だからといって自分が今買おうとしている商品は、果して環境に良いものだろうか、と一瞬立ち止まって考える癖をつけていただきたいのです。

何かおかしいと思ったら、自分で調べて勉強することも大切です。 私たち一人一人が環境を意識して暮らすことが、何よりも被害者を少なくする方法だと思っています。

 

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奥井 潤

痛み・しびれの専門院・太陽堂院長の奥井潤です。私は患者さんお一人お一人を丁寧に診ています。「信頼」から繋がる「人の輪」何よりも大切です。

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